日本バーチャルリアリティ学会 3次元ユーザインタフェース研究委員会
Special Interest Group on 3D User Interfaces, The Virtual Reality Society of Japan

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Latest Events

随時更新いたします.

Past Events

第25回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第25回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

2020年9月18日
http://conference.vrsj.org/ac2020/program/3A3.html

CHI日本初開催.えっ,ハイブリッドコンファレンス!?

The Future of Conferences from Hybrid to the 365 Day Conference
Aaron Quigley /アーロン・クィグリ
Professor, University of New South Wales (UNSW), Sydney, Australia
General Co-chair of CHI 2021 Yokohama

New Opportunities and Challenges of Online Meetings through the Experience of IEEE VR 2020
Kiyoshi Kiyokawa / 清川 清
Professor, Nara Institute of Science and Technology (NAIST), Japan
General chair of VR 2019 Osaka

The Mother of Invention: Why Virtual Conferences Work
Rob Lindeman / ロブ・リンダマン
Professor, HIT Lab NZ, University of Canterbury, New Zealand
General chair of VR 2010 in Massachusetts


第24回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第24回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,複合現実感研究委員会と合同で,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

2019年9月13日
http://conference.vrsj.org/ac2019/program/8A.html

ARToolKit 20周年記念講演

加藤 博一 (奈良先端科学技術大学院大学)
橋本 直 (明治大学)
蔵田 武志 (産業技術総合研究所)


第23回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第23回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

2018年9月21日
http://conference.vrsj.org/ac2018/program2018/

世界を目指せ! ― トップコンファレンス採択論文紹介

研究テーマの筋~最近の採択論文を交えて
伊藤勇太(東京工業大学情報理工学院助教)

IEEE VR 2018 採択論文
Ascending and Descending in  Virtual  Reality:  Simple  and  Safe  System  using Passive Haptics
長尾涼平(東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程2年)



第22回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第22回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】


本学会3次元ユーザインタフェース研究委員会では,「トップコンファレンス採択論文紹介」と
題したオーガナイズドセッションを7年前より企画してきました.この中では,SIGGRAPH,CHI,UIST
などのトップコンファレンスで日本から採択された著者の皆さんに招待講演を頂いてきました.
そして,ご研究の内容を日本語で紹介して頂くとともに,採択までのご苦労や論文の書き方,研究
の進め方やモチベーションなどについてもお話し頂いてきました.これらは,国際舞台での活躍を
目指そうとする若手研究者の皆さんに,夢を現実にするための手がかりとして共有され,多くの皆
さんに参考にして頂けてきたと思います.

今年も多くの方々の論文がSIGGRAPH,CHIやUIST等で採択されています.そこで今年は,CHIを
中心に, 3次元ユーザインタフェースに関連するトピックスで,これらのトップコンファレンスで採択
された方々にお話しいただくことにしました.

● Human-Engaged Computing センターの研究活動
任 向実 (高知工科大学Human-Engaged Computingセンター長)

任向実は1996年東京電機大学で博士号を取得し、同大学の助手、2000年高知工科大学に
着任以来、講師、准教授、教授、2012年Human-Computer Interaction (現Human-Engaged
Computing) センターを創設。2017年までの5年間、大学の支援による設備、特別研究費
およびポスドック2名という体制に、外国人特待生の博士3名に合わせ、積極的に国際交流展開し、
5年間で中型国際会議を2つ開催し、100名近くの外国人研究者・留学生・インターを受け入れた。
HCI分野でのトップ国際ジャーナル論文、トップクラスの国際会議論文を多数発表し、特に2017年
ACM CHIでは7件(Full paper 2、Note 2、Workshop1、Panel 1、Late-breaking 1)論文発表し、
ACM CHI 2017 best paper award, ACM ISS 2016 best paper awardを受賞した。
今回、3件の論文を紹介するとともに、国際的な業績できた「秘訣」を披露する。

● CHI2017論文 Expressive Fused Deposition Modeling by Controlling Extruder Height
    and Extrusion Amount
高橋 治輝 (明治大学大学院 博士後期課程)

熱溶解積層方式3Dプリンタは,薄い層で立体形状を作り上げており,ひとつの層はエクストルーダ
から押し出された細い線状構造から構成される.一般的には,この構造を安定かつ高精度に制御
することが重要であり,パラメータ設定に問題がある場合は造形エラーの原因となる.本研究では,
造形エラーを引き起こしうるような状況で作り出される構造を調査し,これらを制御することで,熱溶
解積層方式3Dプリンタの質感表現に応用する.造形時の高さと樹脂量という2つの主要パラメータ
に注目し,これらの組み合わせと造形結果との関係を広範囲かつ網羅的に調査した.そして,造形
結果を構造的特徴に基づいて6種類に分類し,パラメータに対する分布図として示した.調査結果
に基づいたデザインシステムを実装するとともに,さまざまな樹脂を用いた造形例を示す.本研究
の知見を用いることで,ユーザは造形物に毛並みのような質感や素材感を付与することができる.

● CHIでの発表論文紹介と論文投稿時に留意していること
樋口 啓太 (東京大学生産技術研究所 特任助教)

ACM CHI カンファレンスは Human-Computer Interaction 分野における最も規模の大きい国
際会議の一つであり,最も論文が多く引用されている論文の発表媒体でもある.しかしながら,CHIに
論文が採択されることは難しいと言われており,実際に採択率は例年20~25%程度である.発表者
はこれまで3本のPaperがCHIに採択されいているが,一方でそれを遥かに超える本数が不採択と
なっている.本発表ではこれまでのCHIにおける論文投稿経験から、投稿時において個人的に留意
していることなどを実体験をもとに紹介する.実際に帰ってきた査読コメントなどを参照しながら、
どのような研究遂行・論文執筆法をすればHCI分野における貢献が認められるかを考えていきたい.
また最後に,これまでに役立った研究遂行や論文執筆に関するリファレンスの紹介をする.



第21回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第21回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】


本学会 3 次元ユーザインタフェース研究委員会では, 「トップコンファレンス採択論文
紹介」と題したオーガナ イズドセッションを 6 年前より企画してきました.この中 では,
SIGGRAPH,CHI,UIST などのトップコンファレン スで日本から採択された著者の皆さ
んに,招待講演として, ご研究の内容を日本語で紹介して頂くとともに,採択まで のご
苦労や論文の書き方,研究の進め方やモチベーション などについてもお話し頂いてき
ました.これらは,国際舞 台での活躍を目指そうとする若手研究者の皆さんに,夢を 現
実にするための手がかりとして共有され,多くの皆さん に参考にして頂けてきたと思い
ます.

今年も多くの方々の論文がこれらで採択されています ので,今回は,これまでに複数の
論文をこれらのトップコ ンファレンスで発表されている方々にお話をいただきま す.

【プログラム】
1. CGとHCI両分野で論文採択に至るまでの経緯
小山 裕己 (東京大学)

小山さんはこれまでに「デザイン支援技術」をテーマに いくつかの研究プロジェクトを
実施してこられました.こ れら一連の研究は Computer Graphics (CG) と Human-
Computer Interaction (HCI) の両分野の側面を併せ 持っている点が特徴的であり,
HCI分野のトップカンファ レンスである UIST (2014) や CHI (2016),CG 分野のトッ
 プカンファレンスである SIGGRAPH (2014, 共著) や SIGGRAPH Asia (2015) な
ど,様々な国際会議で発表を行 ってこられました.本講演ではこれらの研究内容を紹介
し ていただくだけでなく,論文が採択されるまでの具体的な 経緯,苦労した点,分野横
断的な研究をする上で感じたこ と,各プロジェクトの進め方,論文投稿を通して学んだ
こ と,博士課程の学生としての感想などについて共有してい ただきます.

2. SIGGRAPH Asia 2015, SIGGRAPH 2016 採択論文:
ZoeMatrope: A System for Physical Material Design (SIGGRAPH 2016)
3D Motion Sensing of any Object without Prior Knowledge (SIGGRAPH Asia 2015)
宮下 令央 (東京大学)

(SIGGRAPH 2016 論文概要)
リアルなマテリアルの提示 はプロダクトデザインやインターネットショッピング等 で製品
の色や光沢などを確認するために必要とされてお り, アートや広告,AR,VR などの分野
にも応用可能な重 要な技術である.近年では, コンピュータグラフィックス (CG) の発展
により,仮想物体のマテリアルを記述し, 物 理的に正しい外観を計算することが可能となっ
てきてい る.しかし,従来のディスプレイは,その解像度やダイナ ミックレンジに限界があ
るだけでなく,実世界におけるユ ーザの視点や光源の位置に応じた表示を行うことができ
ないため,リアルなマテリアルを十分に表現できていると は言えない.本講演では,人間の
視覚特性と実物体を利用 することで, これらの問題を解決し,リアルなマテリアル の提示
を実現するディスプレイ,ZoeMatrope を提案する. さらに,ZoeMatrope の性能の最適
化と本システムによっ て可能となった新たなメディア表現についても概説する.

3. CHI 2016 採択論文:
HaptoClone (Haptic-Optical Clone) for Mutual Tele-Environment by Real-time
3D Image Transfer with Midair Force Feedback
牧野 泰才 (東京大学)

Haptoclone (Hapic & optical clone,ハプトクローン,視触 覚クローン) は,触覚情報と
視覚情報の3次元的な「クロー ン」によってインタラクションする新しいシステムである.
隣接する2つのワークスペース間で,二人のユーザ,ある いはユーザと物体とが素手・裸眼
で互いに触れ合うことを 可能とする.Haptoclone システムでは,視覚情報はAIプレートと
いう光学的な方法により,他方のワークスペースに 裸眼3次元映像として再現する.各ワー
クスペース内の実 物とクローン映像が接触すると,その実物と,クローンの もとになってい
る物体の両方が接触力を受ける.接触力の 再現は,実物とクローンが重なっている領域に
超音波のエ ネルギーを集中させ,音響放射圧を生じさせることで実現 する.Haptoclone
システムで再現される接触圧は,1平方 センチメートルあたり10gf (100 mN)程度まで
である.その ため,10N以上の力で握る握手を忠実に再現するような触 感は再現できない.
また力の方向も原則として面に垂直な 力に限定される.しかし,接触点の位置や接触領域
につい ては実際の接触に忠実であり,接触の状況を限定すればそ れなりにリアルな接触
感を再現することができる.軽く触 れられれば確かに触れられたと感じられ,また手を重ね
て 撫でてやると,手の存在やその凹凸までも感じとることが できる.このように,
Haptoclone システムにより,遠隔で リアルタイムな,触覚を伴う新しいインタラクションが
可能となる.



第20回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第20回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】


本学会3次元ユーザインタフェース研究委員会では,「トップコンファレンス採択論文
紹介」と題したオーガナイズドセッションを5年前より企画して参りました.この中では,
SIGGRAPH,CHI,UISTなどのトップコンファレンスで日本から採択された著者の皆さ
んに,招待講演を頂いてきました.特に,これから国際舞台での活躍を目指す若手研
究者のために,夢を現実にするための手がかりを提供することを目的として,ご研究
の内容を日本語で紹介して頂くとともに,採択までのご苦労や論文の書き方なども
お話し頂き,成功事例を皆で共有することで,多くの若手の皆さんに参考にして頂け
たと思います.

今年も多くの方々の論文がSIGGRAPH,CHIやUIST等で採択されています.そこで今
年は,IEEE 3DUIでBest Paper Awardを受賞された論文を含めて,3次元ユーザイ
ンタフェースに関連するトピックスで,これらのトップコンファレンスで採択された方々
にお話しいただくことにしました.

【プログラム】
1. 少人数な僕らがトップカンファレンスを狙う理由
真鍋 宏幸(NTTドコモ)

真鍋宏幸さんは,東京工業大学総合理工学研究科を修了後,2001年にNTTドコモに
入社.2015年に博士(工学).以来,ウェアラブルコンピューティングやユビキタスコンピュ
ーティングに関する入力インタフェースの研究に従事.筋電信号による音声認識,ヘッド
ホンを用いた視線入力など,生体信号を用いた入力インタフェースの他,ヘッドホンを
用いたタップ入力,デプスカメラを用いたタグ検出など,身近にあるデバイスを活用した
入力インタフェースなどを提案してこられました.成果は,UISTに2011年から連続して
発表(paper 2件,demo 2件)の他,CHIやMobileHCI,ISWCなどでも発表しておられま
す.今回は,UIST 2014で発表された次の論文を紹介するととともに,これまで研究活動
で考えてきたこと,感じてきたことについてご講演いただきます.

H. Manabe, W. Yamada, H. Inamura, "Tag System with Low-powered Tag and
Depth Sensing Camera," Proc. UIST '14, pp. 373-382.

(論文概要)デプスカメラが身近なデバイスとなりつつある.デプスカメラは通常,奥行き
を取得できる点が注目されるが,常時光を照射するという点でも従来のRGBカメラとは
異なる.この点に着目し,低消費電力なタグとデプスカメラを組み合わせたタグシステム
を提案する.提案システムを実装し,読み取り可能範囲が広いこと,タグの消費電力が極
めて小さいことを示す.

2. 3DUI 2015 Best Paper Award 受賞論文
LazyNav: 3D Ground Navigation with Non-Critical Body Parts
Parinya Punpongsanon (大阪大学)

(論文概要)3次元バーチャル空間におけるground navigation (VR空間の地面の移動)
を容易に行うため,入力デバイスを把持・装着しないジェスチャベースの入力インタフェース
を提案した.コンセプトはLazy (怠惰な)インタフェースを構築することであり,すなわち,手
に荷物を持っていようとも,コーヒーを飲みながらでも操作ができ,疲れないインタフェースを
構築することを目指した.本研究では,ground navigationの自由度が高々2自由度である
(前後移動と左右回転)ことを利用して,それぞれの自由度を操作するために適した身体動
作について調査を行った.具体的には,手を使う必要がなく.画面を注視できる,という2条件
を満たす身体動作をいくつか選び出し,それぞれについて,直観性・操作性・社会的受容性・
正確性・疲労度を調査した.その結果,ground navigationを行うためのジェスチャベース
インタフェースの設計指針を得た.

3.  SIGCHI 2015 Honorable Mention Award 受賞論文
FluxPaper: Reinventing Paper with Dynamic Actuation Powered by Magnetic Flux
尾形 正泰 (慶應義塾大学)

(論文概要)プログラマブルな磁界変化を用いて自在に動かすことができる磁性紙を発明
した.紙に直接アクチュエータを添付する方法とは異なり,紙の素材性を活かしたまま高速・
強力・高精度に制御可能なアクティブペーパーである.紙の裏に非常に薄い0.1mmの磁性
レイヤを重ねて強力に着磁することで、外部の磁界による操作と磁性紙同士のインタラク
ティブな関係を設計可能にした.磁性レイヤの効率的なパターンとコンピュータ制御された
磁界変化によって,通常の紙に対して新しいインタラクションモダリティを加える.実用的な
アプリケーションとして,磁性紙同士の自己整列,ポストイット型の磁性紙を自在に動かす自
動化ホワイトボード,電磁石のみでカードスタックから磁性紙を選び出す手法,立体的な磁
性紙の組み立てを説明する.

4.  国際プロジェクトにおける言語摩擦の軽減を目指して
山下 直美(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)

数多くの国際的なプロジェクトに参加され,その成果を含めて複数の論文をSIGCHIでも毎
年続けて発表されておられる山下直美さんには,豊富なご経験からマクロな視点でお話し
いただきます.

(講演概要)国際的なプロジェクトが年々増加する中,言語バリアを軽減する情報技術の需
要が増加している.国際プロジェクトで非母語者を支援する情報技術として,機械翻訳や音
声認識による字幕表示など,複数の技術が存在する.しかし,これらを非母語者に提示するだ
けでは非母語者に対する効果的なサポートにはならない.むしろ,非母語者の負担を増やし
てしまうことがわかっている.期待している効果を引き出すためには,これらの情報技術を,誰
に,どのように提示するかを工夫することが重要である.本講演では,講演者がこれまでに行っ
てきた一連の研究について紹介すると共に,研究立案時や論文執筆・投稿時に注意してい
ることについて紹介する.



第19回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第19回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

本学会 3 次元ユーザインタフェース研究委員会では, 「トップコンファレンス採択論文
紹介」と題したオーガナ イズドセッションを 5年前より企画して参りました. この中では,
SIGGRAPH,CHI,UIST などのトップコンファレ ンスで日本から採択された著者の皆さん
に,招待講演を頂 きます.特に,国際舞台での活躍を目指す若手研究者のた めに,夢を
現実にするための手がかりを提供することを目 的として,ご研究の内容を日本語で紹
介して頂くとともに, 採択までのご苦労や論文の書き方などもお話し頂き,成功事例を
皆で共有することで,後に続く若手の皆さんの参考 にして頂きたいと考えています.

今年も多くの方々の論文が SIGGRAPH,CHI や UIST 等 で採択されています.本来で
あれば全著者の皆さんのお話 を伺いたいところですが,時間の制限からそれが叶わず
本 当に残念です.お声掛けできなかった方々には誠に申し訳 ございません.また今年は,
本プログラムの構成決定締切 のギリギリの段階でUIST 2014の採択がまだ
conditionally accepted の状態でしたので,残念ながら,確定した UIST 論文採択者
をお呼びすることはできませんでした.そこで 今年は,3 次元ユーザインタフェースに関
連するトピック スで,2 つのコンファレンスから 4 人の方々にお話しいた だくことにしま
した.

【プログラム】
1. コンピュータグラフィックスとアニメーションの研究 と海外での大学教員生活経験から
言えること
幸村 琢 (エジンバラ大学)

幸村先生は, 2000 年に東京大学理学部情報科学専攻で博士号を取得後,理化学研
究所研究員を経て,2002 年か ら香港城市大学助教,2006 年から英国エジンバラ大
学情 報学部講師を務められ,現在准教授です.ご研究内容はコ ンピュータグラフィックス,
キャラクターアニメーション, ロボティクスで,現在はマーザ・アニメーションプラネッ ト株
式会社とアニメーターがアニメーション生成の効率 性を上げる研究にも従事しておられ
ます.今回は, SIGGRAPH 2014 で発表された 2 件の TOG (ACM Transactions on
Graphics) 論文の内容をご紹介いただくと ともに,12 年に及ぶ海外の大学での研究
生活の貴重なご 経験もお話しいただきます.

Indexing 3D Scenes Using the Interaction Bisector Surface (TOG Paper)
Xi Zhao, He Wang, Taku Komura

Bisector Surfaceと呼ばれる二つの物体から等距離にある点 の集合の位相的,幾何的
特徴量を用いて,二物体の空間的 な関係を記述する手法を提案している.本手法を用い
て椅 子が机にしまわれている,鍵がキーホルダーに掛かってい るといった複雑な関係も
記述できる.本記述手法を用いて シーンの分類,データの自動抽出等を行うことができる.

Harmonic Parameterization by Electrostatics (TOG Paper)
He Wang, Kirill Sidorov, Peter Sandilands, Taku Komura

本手法では,静電気学の法則を用いることによって,物体 の周りの空間座標系を計算する
手法と,物体がいかに包ま れているかを表す連続的な量を提案している.本手法を用 いる
ことにより,物を袋で包む,服を着るといった動作を 生成することができる.

2. SIGGRAPH 2014 論文 Pixie Dust: Graphics Generated by Levitated and
Animated Objects in Computational Acoustic-Potential Field
落合 陽一 (東京大学)

落合陽一さんは,筑波大でメディア芸術を学び2011年卒 業,2013年東京大学学際情
報学府で修士号を取得,博士審 査中(2014年)です.これまでに,研究論文はSIGGRAPH
をはじめとする国際会議に採択され,作品もSIGGRAPH Art Gallery等,様々な場所で展
示しておられます.情報処 理推進機構よりスーパークリエータの称号,LAVAL VIRTUAL
よりグランプリおよび部門賞,ACEより最優秀 論文賞,他にも受賞経験多数で,作家業の
他,ユーザイン タフェースやシステムデザインを専門とするジセカイ株 式会社に経営/
研究で参画し,学際研究分野のアウトリー チなども行う等,多岐に渡る活動実績をお持ち
です.

Pixie Dust: Graphics Generated by Levitated and Animated Objects in a
Computational Acoustic-Potential Field
Yoichi Ochiai, Takayuki Hoshi, Jun Rekimoto

三次元音響浮揚を応用し物体を浮遊させる.浮遊させた物 体をコンピュータ制御させ三
次元的に位置を操作すると ともにビームの形状も操作する.それにより,空中にラス ター
グラフィクス,ベクターグラフィクスを描いたり,小 さいサイズの物体をアニメーションさせ
たりすることが できる.併せて,コンピュータ制御されたポテンシャル場, “Computational
Potential Field”を提唱し,パッシブな物体を コントロールすることでのインタラクション
について論 じた.

3. タッチスクリーン上でのユーザの自己運動に応じた 触覚インタラクション
蜂須 拓 (電気通信大学)

蜂須拓さんは,電気通信大学に所属する博士3年で,こ れまでに触覚VR/ARおよびHCI
の研究に従事し,フランス INRIAと中国Microsoft Researchのインターンシップにも参加
されました.タッチスクリーン上での新しい触覚インタ ラクション(材質感の変わるスクリー
ン,指を吸い付ける スクリーン等)の技術を研究し,CHI 2013および2014にて それぞれ
Full Paperが採択され,発表されました.今回は, 2本のCHI採択論文の内容のご紹介に
加えて,学会投稿前お よび投稿後のご経験についてもご紹介いただきます.

HACHIStack: Dual-Layer Photo Touch Sensing for Haptic and Auditory
Tapping Interaction (CHI2013採択論文)
Taku Hachisu, and Hiroyuki Kajimoto

VacuumTouch: Attractive Force Feedback Interface for Haptic Interactive
Surface using Air Suction (CHI2014採択論文)
Taku Hachisu, and Masaaki Fukumoto



第18回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第18回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

本学会3次元ユーザインタフェース研究委員会では,「トップコンファレンス採択論文
紹介」と題したオーガナイズドセッションを4年前より企画して参りました.この中では,
SIGGRAPH,CHI,UISTなどのトップコンファレンスで日本から採択された著者の皆さん
に,ご講演頂きます.特に,国際舞台での活躍を目指す若手研究者のために,夢を現実
にするための手がかりを提供することを目的として, ご研究の内容を日本語で紹介し
て頂くとともに,採択までのご苦労や論文の書き方などもお話し頂き,成功事例を皆で
共有することで,後に続く若手の皆さんの参考にして頂きたいと考えています.

今年も昨年に増して多くの方々の論文がCHIやUIST等で発表され,誠に頼もしい限り
です.本来であれば全著者の皆さんのお話を伺いたいところですが,時間の制限から
それが叶わず本当に残念です.お声掛けをできなかった方々には誠に申し訳ございま
せん.そのような中,今年は初めてISMARも加え,3つのコンファレンスから6人の方々
にお話しいただくことにしました.

【プログラム】
1. Picode: Inline Photos Representing Posture Data in Source Code [CHI 2013採択論文][Honorable Mention Award]
加藤 淳 (東京大学)

2. Augmented Endurance: Controlling Fatigue While Handling Objects By Affecting Weight Perception Using Augmented Reality [CHI 2013採択論文]
伴 祐樹 (東京大学)

3. Touch & Activate: Adding Interactivity to Existing Objects using Active Acoustic Sensing  [UIST 2013採択論文]
大野 誠 (筑波大学)

4. A Tongue Training System for Children with Down Syndrome  [UIST 2013採択論文]
宮内 将人 (電気通信大学)

5. dePENd: Augmented Handwriting System Using Ferromagnetism of a Ballpoint Pen [UIST 2013採択論文]
山岡 潤一 (慶應義塾大学)

6. Approximated User-Perspective Rendering in Tablet-based Augmented Reality [ISMAR 2013採択論文]
池田 聖 (大阪大学)



第17回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第17回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

来る9月12日(水)~14日(金)に慶應義塾大学 日吉キャンパスで開催される
「第17回日本バーチャルリアリティ学会大会」
におきまして,CHI,SIGGRAPH,UISTなどのトップコンファレンスで3次元ユーザ
インタフェース(3DUI)関連の研究として日本から採択された論文を紹介するオー
ガナイズドセッションを,今年も開催いたします.
大会への参加登録をしていただけましたら本セッションの参加費は無料です.
是非お集まりください.

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第17回日本バーチャルリアリティ学会大会 オーガナイズドセッション
世界を目指せ!  ~トップコンファレンス採択論文紹介~

主催: 日本バーチャルリアリティ学会 3次元ユーザインタフェース研究委員会
日時:  9月13日(火)10時45分~12時15分 (90分)
会場: 慶應義塾大学 日吉キャンパス 独立館 D307

日本バーチャルリアリティ学会3次元ユーザインタフェース研究委員会では,
「トップコンファレンス採択論文紹介」と題したオーガナイズドセッションを3
年前より企画して参りました.これは,国際舞台での活躍を目指す若手研究者の
ために,夢を現実にするための手がかりを提供することを目的として,SIGGRAPH,
CHI,UISTなどのトップコンファレンスで日本から採択された著者の皆さんに,
ご講演頂くものです.

本セッションでは,ご研究の内容を日本語で紹介して頂くとともに,採択までの
ご苦労や論文の書き方などもお話し頂き,成功事例を皆で共有することで,後に
続く若手の皆さんの参考にして頂きたいと考えています.今年は日本勢のご活躍
が特に目覚ましく,全ての採択論文の著者のお話を伺うことが残念ながら難しく
なりましたので(このこと自体は非常に嬉しいことですが),4人の方々にお願
いすることにしました.

加えて,現在,アジア太平洋地区でHuman-Computer Interaction(HCI)分野の
新しい学会を作ろうという動きがあります.これまでの経緯や現状,そして今後
の予定等について報告し,情報共有させて頂くとともに,よりよくするための意
見を皆さんと交換をしたいと思います.


【プログラム】
(1) 人体の静電容量の周波数特性を用いた物体上でのジェェスチャー認識に関す
る研究
  佐藤 宗彦 さん  (東京大学 大学院工学系研究科)

廣瀬・谷川研の佐藤さんは,ヒューマンインタフェース/ヒューマン・コンピュー
タ・インタラクションの研究にディスプレイやセンサの開発から取り組んでおら
れます.修士課程ではヘルシンキ工科大学(フィンランド,現Aalto大学)での
交換留学,博士課程ではDisney Research Pittsburgh(米国)での研究インター
ンでそれぞれ一年間滞在されました.佐藤さんにはToucheを中心にご紹介頂き,
併せてこれらの滞在でのご経験などについてもお話し頂きます.

発表論文:
- Touche: Enhancing Touch Interaction on Humans, Screens, Liquids, and
 Everyday Objects
 Munehiko Sato, Ivan Poupyrev, and Chris Harrison
 (CHI 2012 Best Paper Award)
- Chris Harrison, Munehiko Sato, Ivan Poupyrev
 (UIST 2012 採択論文)


(2) 物理的な条件を満たす形状のインタラクティブな設計手法
  梅谷 信行 さん (東京大学 大学院情報理工学系研究科)

五十嵐研D3の梅谷さんは,学部と修士を機械系の学科で卒業したというバック
グラウンドを持ち,工学的なモノづくりの知識を活かして,Graphics分野のイン
タラクティブなモデリング手法を革新するという試みを行っておられます.この
ような研究が,SIGGRAPH paperとして2年連続で採択されるなど,高い注目を集
めています.また,修士の頃のデルフト工科大学(オランダ)への留学や,博士
課程におけるコロンビア大学(米国)とUCL(英国)などへの研究訪問,北京に
あるMSRAでの研究インターンなどの海外経験なども豊富です.梅谷さんには,こ
れまでのご研究に加えて,こういった様々なご経験についてもご紹介頂きます.

発表論文:
- Sensitive Couture for Interactive Garment Modeling and Editing
 Nobuyuki Umetani, Danny M. Kaufman, Takeo Igarashi,
 Eitan Grinspun(SIGGRAPH 2011 採択論文)
- Guided Exploration of Physically Valid Shapes for Furniture Design
  Nobuyuki Umetani, Takeo Igarashi, Niloy J. Mitra
 (SIGGRAPH 2012 採択論文)


(3) 柔軟物コンピューティングの研究
  杉浦 裕太 さん (慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科)

慶應義塾大学D3の杉浦さんは,クッションやソファ,ぬいぐるみなどの身の回り
にある柔らかい日用品にコンピューティングすることで,これらをインタフェー
ス化する研究を行っておられます.このテーマの一環でもある研究がUIST 2011
に一件,CHI 2012に一件,さらにUIST 2012に二件採択されるなど,現在注目を
集めています.今回は,採択された研究内容に併せて,これらの論文を書いた際
に意識したこと,苦労したことをご紹介頂きます.

発表論文:
- Detecting Shape Deformation of Soft Objects Using Directional
 Photoreflectivity Measurement.
 Yuta Sugiura, Gota Kakehi, Anusha Withana, Calista Lee,
 Daisuke Sakamoto, Maki Sugimoto, Masahiko Inami, and Takeo Igarashi.
 (UIST 2011 採択論文)
- A Thin Stretchable Interface for Tangential Force Measurement.
 Yuta Sugiura, Masahiko Inami, and Takeo Igarashi.
 (UIST 2012 採択論文)
- iRing: Intelligent Ring Using Infrared Reflection.
 Masa Ogata, Yuta Sugiura, Hirotaka Osawa, and Michita Imai.
 (UIST 2012 採択論文)


(4) ロボットのためのユーザインタフェース研究
   坂本 大介 さん (東京大学 大学院情報理工学系研究科)

東京大学助教の坂本さんは,ヒューマンコンピュータインタラクションを応用し
た家庭用ロボットのためのユーザインタフェースの研究を行っておられます.一
連の研究はCHIに4年連続で論文が採録されており,また,他の多くの論文がtop
conferenceで採択されています.坂本さんには,研究を論文としてまとめるため
のノウハウや方法論について,メタな視点でご紹介頂きます.

発表論文:
- Roboshop: Multi-layered Sketching Interface for Robot Housework
 Assignment and Management
 Kexi Liu, Daisuke Sakamoto, Masahiko Inami, and Takeo Igarashi
 (CHI 2011 採択論文)
- PINOKY: A Ring that Animates Your Plush Toys.
 Yuta Sugiura, Calista Lee, Masayasu Ogata, Anusha Withana,
 Yasutoshi Makino, Daisuke Sakamoto, Masahiko Inami, and Takeo Igarashi.
 (CHI 2012 採択論文)


(5) アジア太平洋地域でのHCI関連の新学会設立の動き
  北村 喜文  (東北大学 電気通信研究所)

現在,アジア太平洋地区でHuman-Computer Interaction (HCI)分野の新しい学
会を作ろうという動きがあります. この地域の格差やさまざまなユニークな特
徴を理解した上で,相互理解と協力を通して,教育や研究レベルの活性化と底上
げ,さらにこの地域らしい新産業創出の流れを作り出すことによって,一般の人
の生活の質(QOL)を向上させたいというのがその基本的な理念です.2011年3月
以来,各国の代表者と会合を重ね,少しずつ構想を具体化してきました.また,
より多くの方々のご意見を聞くために,2012年5月に米国Austinで開催されたACM
SIGCHI の中でTown hall Meeting も行いました.その内容を踏まえ,これまで
の経緯や現状,そして今後の予定等について北村から報告し,情報共有させて頂
くとともに,よりよい学会とするための意見を皆さんと交換をしたいと思います.



第16回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第16回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,下記のオーガナイズドセッションを開催しました.

【詳細】

来る9月20日(火)~22日(木)に公立はこだて未来大学(北海道函館市)で開
催される「第16回日本バーチャルリアリティ学会大会」におきまして,CHI,
SIGGRAPH,UISTなどのトップコンファレンスで3次元ユーザインタフェース関連
の研究として日本から採択された論文を紹介するオーガナイズドセッションを開
催いたします.大会への参加登録をしていただけましたら本セッションの参加費
は無料です.是非お集まりください.
詳しくは,http://www.vrsj.org/sig3dui/ をご覧ください.


第16回日本バーチャルリアリティ学会大会 オーガナイズドセッション 「3Dユーザインタフェースの最新動向」~トップコンファレンス採択論文紹介~ 主催: 日本バーチャルリアリティ学会 3次元ユーザインタフェース研究委員会 日時: 9月20日(火)9時30分~11時15分 会場: 公立はこだて未来大学 講堂 (Room A)  3次元ユーザインタフェース研究委員会では,SIGGRAPH,CHI,UISTなどのトッ プコンファレンスで論文として採択発表された日本からの3DUI関連の研究の著者 の方から直接お話を伺うオーガナイズドセッションを,昨年より開催しています.  本セッションでは,その内容を日本語で紹介していただくとともに,採択まで のご苦労などもお話しいただき,成功事例を皆で共有させていただくことで,後 に続く若手の皆さんの参考にしていただければと考えています.  2年目の今年は,日本勢のご活躍が特に目覚ましく,CHIだけで14件のPaperが 採択されました.加えて,SIGGRAPHでも2件(他に国外の機関に在籍中の日本人 が第1著者のPaperが2件),UISTでも5件のPaper/Noteが採択されました.本当に うれしい限りです.そこで,本セッションの時間枠を拡大してできるだけ多くの 方のお話を伺おうとも試みましたがそれもうまくいかず,結局,今年は,3DUI関 連ということも考慮して,3人の方だけにお話しいただくことにしました.  今年,トップコンファレンスに論文が採択された他の多くの皆さまには大変申 し訳ございません.時間が許す限り,論文タイトルと著者のお名前はセッション 中にご紹介したいと考えております.
プログラム (セッション11A) 11A-1 矢谷 浩司 (トロント大学) Review Spotlight: A User Interface for Summarizing User-generated Reviews Using Adjective-Noun Word Pairs Koji Yatani, Michael Novati, Andrew Trusty, Khai Truong, University of Toronto, Canada (CHI 2011 で Best paper awardを受賞)他 3DUIの世界的研究拠点であるカナダ・トロント大学のDynamic Graphics Project (DGP)で博士号をとられた矢谷浩司さんには,"The fun of failure: Lessons learned from designing interactive systems" と題して,Manual Deskterityをベースに,どのようなプロセスでシステムをデザインしておられる か等もお話しいただきます. 11A-2 稲見昌彦 (慶應義塾大学) An Actuated Physical Puppet as an Input Device for Controlling a Digital Manikin Wataru Yoshizaki, Yuta Sugiura, Albert C Chiou, Sunao Hashimoto, Masahiko Inami, Takeo Igarashi, Yoshiaki Akazawa, Katsuaki Kawachi, Satoshi Kagami, Masaaki Mochimaru, NAIST / Keio University / AIST / The University of Tokyo / JST ERATO (CHI 2011) Roboshop: Multi-layered Sketching Interface For Robot Housework Assignment and Management Kexi Liu, Daisuke Sakamoto, Masahiko Inami, Takeo Igarashi, Louisiana State University / Keio University / The University of Tokyo / JST ERATO (CHI 2011) Detecting Shape Deformation of Soft Objects Using Directional Photoreflectivity Measurement Yuta Sugiura, Gota Kakehi, Anusha Withana, Calista Lee, Daisuke Sakamoto, Maki Sugimoto, Masahiko Inami and Takeo Igarashi, Keio University / The University of Tokyo / JST ERATO (UIST 2011) さまざまなプロジェクトで御活躍中の慶應義塾大学の稲見昌彦先生には,上記3 件を中心にご紹介いただき,合わせて,最近のCHIなどの国際会議に対するお考 え等もお話いただきます. 11A-3 鳴海 拓志 (東京大学) Augmented Reality Flavors: Gustatory Display Based on Edible Marker and Cross-Modal Interaction Takuji Narumi, Shinya Nishizaka, Takashi Kajinami, Tomohiro Tanikawa, Michitaka Hirose, The University of Tokyo / JSPS (CHI 2011) 東京大学の廣瀬・谷川研究室の鳴海拓志先生には,VRの王道的で一見してCHIに 受かりそうにないとも思われるご研究を,いかにして採択させたのかといった戦 略等についてもご紹介いただきます.


3DUI Contest

IEEE 3DUI 2011 内のイベントである 3DUI Contest に 協賛しました.



第15回日本バーチャルリアリティ学会大会オーガナイズドセッション

第15回日本バーチャルリアリティ学会大会 において,オーガナイズドセッション「トップコンファレンス採択論文紹介」を開催しました.

【詳細】

セッション2A1「トップコンファレンス採択論文紹介」
主催: 日本バーチャルリアリティ学会 3次元ユーザインタフェース研究委員会

日時: 9月16日(木) 9:30-11:00
会場: 金沢工業大学 扇が丘キャンパス 8号館301

今年のSIGGRAPH,CHI,UISTなどのトップコンファレンスで3DUI関連の研究論文
として日本から採択された著者の皆さんに,その内容を日本語でご紹介いただく
とともに,採択までのご苦労などもお話しいただきます.この機会にご成功の事
例を共有させていただこうと思いますので,日本から国際舞台での研究発表を考
えておられる特に若手の皆さんには,大いに参考になると思います.
第15回日本バーチャルリアリティ学会大会(http://www.vrsj.org/ac/2010/)へ
の参加登録をしていただけましたら参加費は無料です.是非お集まりください.

2A1-1 招待講演:MAI Painting Brush: An Interactive Device that Realizes the Taste and Feeling of Real Painting (UIST 2010 採択論文)
○大槻麻衣(立命館大学)
2A1-2 招待講演:High Accuracy Position and Orientation Detection in Two-Dimensional Communication Network (CHI 2010 採択論文)
○中妻啓(東京大学)
2A1-3 招待講演:2.5D Cartoon Models(SIGGRAPH 2010 採択論文),3D Modeling With Silhouettes(SIGGRAPH 2010 採択論文),Apparent Layer Operations for the Manipulation of Deformable Objects(SIGGRAPH 2010 採択論文)
○五十嵐健夫(東京大学)


3DUI Grand Prize

IEEE 3DUI 2010 内のイベントである 3DUI Grand Prize に 協賛しました.



3DUI Showcase

ACM VRST 2009 併催のイベントとして 3DUI Showcase を開催しました.




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